2014年9月7日日曜日

すいか


上津金夏の贈り物


2003年。木皿泉脚本ドラマ。

リアルタイムでは、チラッと見たのですが
舐めるように見るようになったのは、ここ3年です。
富士日記(武田百合子著)を夏に繰り返し読むように
「すいか」も夏に繰り返し見ます。

今年見て心に残ったこと。

女が泣くことに厳しく、そのことについては鬼のように怒る
大学教授(浅丘ルリ子)が、泣いている主人公(小林聡美)に
優しい言葉をかけ、そっとハンカチを渡す。
なぜか
「私は、本当に悲しくて泣いているひとには優しいの」
「泣くことで、なにかをごまかそうとしているひとには厳しいの」
と、言うよなセリフ。

これは何だろうっていう、湧いてきた気持ちを
すいかは、毎年私に説明してくれます。

すいかのもうひとつ好きなところは
みんなが集まってご飯を食べるシーンが多いところ。
ごはんって、こうあったらいいな~と思わせてくれます。

木皿泉はすごいな~
すごい脚本家だな~

本当は、すぐにもう一回見たいです。
でも、がまんです。来年の夏までがまんです。
するとまたひとつ発見があるハズなのです。



つがね食堂   ママン