2014年3月22日土曜日

つばた英子さん

ときをためる暮らし(著:つばた夫妻)



数年前、すっかり疲れた気持ちを引きずり
行った本屋で出合った本。

なんにも情報を持たず、ただ、帯の
「人生の最後に青春があったらな」だったか‥
帯の言葉に吸い寄せられるように手に取り買った本。

80代の夫妻が、キッチンガーデンを耕し静かに豊かに
暮らす様子がつづられている。



私は、言葉に救われる。
ひとの言葉、本の言葉、映画の言葉、唄の言葉。

夫は音楽に救われて来たという。
今も多分そう。

ひとが何かに共感したり、涙したりするのは
そこに自分を見るからなのだろうな‥
自分の欲しているものをそこに見るからなのだろうな‥

そんな風に思ったりする。



つがね食堂   ママン