2015年4月17日金曜日

なんちゃって自分探し


自分探しの旅に出る二人


「クレイマー、クレイマー」と、
「モリー先生との火曜日」を続けてみました。
モリー先生については、全くなにも情報を持たず、
ただ、晩年のジャック・レモンが出ているというだけで。

クレイマーは、言わずと知れた70年代アメリカ社会の
ある離婚話で、
モリー先生は、恩師の死を前に、自分の生き方をもう一度
見つめ直す、ある男性の物語で。
ざっくり言うと、そんな物語を続けて観て、
どう考えても、モリー先生物語の方が、今の自分に近いはずなのに
心に響いたのは、クレイマーの方でした。
不思議。

映画を観ていると、つくづく自分の今の気持ちの位置を
知ることができる気がします。
本や、音楽なんかもそうかも知れません。
自分の気持ちの位置を確かめたくなったら
少し時間はかかるかもしれませんが、
映画や本、音楽にふれることが必要なのかもしれないな
など、思ったりします。

しかし、CGを否定する訳ではないのですが、
これはもしやCGの雪か
など思っただけで、物語に嘘が見える気がします。
別に雪を降らさなくても、別の方法で冬を伝える事もできるのでは
など、ぶつくさとも思うのでした。



つがね食堂   ママン