2017年3月13日月曜日

つがね食堂で働ける喜び



改修工事を始める前、そぼくやの棟梁とお話しながら
「できるだけ和風でなく、ポートランドのイメージで…」
などと、今思うと日本の古民家を改修するにあたって
なんともトンチンカンなことをお伝えしていたものだと
笑ってしまいますが、
そろそろ工期も終わりに近づき、
出来上がりつつある新生つがね食堂は、
「うん」と、ファームさんと二人、顔を見合わせ
うなづきあえる形になってくれました。

自分のイメージや好みがあるにしても、
その建物がもつもの、それに寄り添う事は
必然なのかもしれませんね。
私の当初のイメージを無理やり当てはめていたら
トンチンカンなつがね食堂になっていたことだと思います。

持てる力を惜しげなく注いで下さる大工さんたち。
その場その場で最善を尽くして下さる大工さんたちに
本当に感謝です。
古民家は永遠に改修しつづけなくてはならないからと、
大切な道具を惜しげなく、技術を惜しげなく
大工さんたちはファームさんに伝授下さいます。

いろんな変遷を経て今にたどり着いた
つがね食堂。
ここからが本当の始まりなのかもしれません。
様々な形で皆さんの温かい支えで作ってもらったつがね食堂の
店主として働けることは本当に光栄なことです。
心からうれしく思います。



つがね食堂   ママン