秋の読書週間に
久しぶりに読み返してみようと
レイモンド・カーバー(アメリカ人作家)を
図書館で借りてみました。
村上春樹作品は、とんと読まないのですが
村上春樹の訳した本は好きです。
読みます。
数年前どっぷりハマり
レイモンド・チャンドラー
フィッツジェラルド
レイモンド・カーバー
読み倒しました。
おもしろかったです。
数年前読み 、心打たれた一冊。
「ささやかだけれど、役に立つこと」
(レイモンド・カーバー著)
交通事故でわが子を失った両親が
訳あって、パン職人の作ったパンを
夜更けのパン屋で食べるお話。
「ちゃんと食べて、頑張って生きていかなきゃならんのだから。
こんな時には、ものを食べることです。
それはささやかなことですが
助けになります。
何かを食べるって、いいことなんです。」
パン職人のセリフ。
最初に読んだとき、その言葉に涙があふれました。
そしてこうして数年後に読んだ今も
私にとっては、やはり胸が熱くなる言葉でした。
つがね食堂 ママン