2014年12月31日水曜日

よい年を!


気がついたら今年も今日でおしまいです。
皆さんはどんな一年を過ごされましたか。

この一年、ブログを見て下さった方全てに
感謝の気持ちを込めて。

I'm a believer - Robert Wyatt

来年が皆さんにとって
素敵な年となりますように!


つがね食堂 ホール係

2014年12月30日火曜日

うまのとし

津金夕焼け

今年は年のはじめから、年若い知り合いや
夫の元同僚、母の知人や、私の大切な友まで
身近な若いひとがあまりにも沢山
あの世に旅立ちました。

そんな一年を過ごして。

先日、二階堂和美さん(ミュージシャンでありお坊さん)の
うたのワンフレーズ
“この世の全てはどうにもならない。それでも生きる。私は生きる”
が、せつせつと響いてきました。

どんなにがんばってもむくわれないこと。
誰も悪くないのに起こってしまう悲しいできごと。
本当に、この世の全てはどうにもならない。

私には信仰の後ろ盾がないので
スルッと表面をなぞっているだけなのかもしれないけれど
私もそう感じます。

ひとは必ず死ぬのだ。
私もいつかは死ぬのだ。
思い知った一年でした。
そして
それでも、それまで、私は生きる。
そう感じた一年でもありました。

今年が静かに暮れていきます。
あの世の人たちよ、どうか、どうか、安らかに。



つがね食堂   ママン  

2014年12月29日月曜日

アメリカ映画



コーエン兄弟(映画監督)の
「オー!ブラザー」を観て以来
どっぷりコーエン兄弟にハマリ
アメリカ映画の面白さを再確認。

若かりしころは、フランス映画が大好きで
分りもしないのに、その難解さがまた良かったり。

時を経て現代…

「フランス映画にはフランスの
アメリカ映画にはアメリカの良さがあると思う。
でもね…最近…フランス映画…めんどくさい…」(私)
 「そう…めんどくさい…」(夫)

と、ヒソヒソ小声で話し合いました。


つがね食堂   ママン  

2014年12月28日日曜日

yoga



心身と頭もお疲れの、この年の瀬に。
胃カメラだ、薬だ…とバタバタする私は
これからは、別の角度からも体のメンテナンスを!
という、夫にその手をひかれヨガ教室へ…

ゆったりと呼吸を整え、体をほどいていく。
なるほど、今の私にとって必要なメンテナンスでした。

ヨガというのは精神世界でもありますね。
呼吸法を覚えるまでにはずいぶん時間がかかりそうですが
それでも来年はヨガ元年にしましょう。
心身頭の健康に。



つがね食堂   ママン

2014年12月27日土曜日

異文化交流

トルコ珈琲

トルコ人の先生から料理を教えてもらいつつ
日本におけるトルコ料理事情や
先生の母国に対する思い
料理に対する思い、など聞かせてもらいました。

なるほどな~と感心することや
へ~とおどろくことや。
もちろん、日本に滞在する、あるトルコ人のひとつのお話。
と、いうことなのでしょうが、こうして“生声”が聞けるのは
やはり貴重な体験です。

先生は、日本人は調理する前に鶏肉を洗わない!
びっくり!!と。
えっ!!洗うの???と、こっちもびっくり。
など。

今回一番感じたのは、先生の母国愛。
トルコという国に、とても誇りをもっていること。
私は外国に行ったとき、果たして母国について
誇りをもって話すことができるのか。
いい年をして、それほど母国について知らない
無知をあらためて思います。

それにしても、世界の料理はおもしろい!



つがね食堂   ママン

2014年12月26日金曜日

あくなき挑戦

トルコの珍しいデザート


トルコ料理教室にて。

生徒さんは若い娘さんたちばかり。
おばちゃんは私一匹。
羊の群れに、ホルスタインが一頭混じったイメージです。
羊娘さんたちは、親切でやさしく気が利きます。

先生がいちごでかわいいサンタさんを作ると
“きゃ~かわいい~”と羊娘さんたちは喜びます。
ホルスタインは、ものすごく感心して
腹の底からの“ほ~”というため息が漏れます。

その程度の温度差はありますが
やはり、時には緊張して
羊の群れにダイブする挑戦も必要だと
改めて思いました。



つがね食堂   ママン

2014年12月25日木曜日

トルコ料理教室


delicious!

行って来ました、念願の。
東京は銀座、トルコ人先生のお部屋にお邪魔し
6時間強の長丁場のレッスンで
デザートを含む5品を6人の生徒さんたちと
ワイワイと、しかし真剣に学びました。

意外な調理方法に、スパイス使いなどなど。
習ってみなければ知りえなかったことばかり。

異文化交流も盛りだくさん。
いい体験となりました。

つがね食堂トルコの部。
こうご期待!



つがね食堂   ママン  





2014年12月24日水曜日

赤のケーク・サレ


塩味のケーキって、何!?と
それがめずらしくて
数年前、ケーク・サレを作りまくっていた
時期がありましたが、私のブームは去り…
しかし先日、今さらだけど…と言いながら
ケーク・サレに目覚めた同僚から火がつき
職場では、わらわらとそれぞれのケーク・サレ
作りが始まりました。

ひとりはスタンダードなものを
ひとりはおからパウダーなど使った変わりダネを
そして私は、トマトベースを使って
赤のケーク・サレを作ってみました。

具は何も入れず、トマトベースとチーズのみ。
同僚からもらった
ジェノベーゼをトッピングして焼いてみました。

“美味しいね!へ~トマト入ってるんだ”
と、またもやトマトを感じさせない一品に仕上がりました。

やはりここは、トマトベースの上に
ドライトマトを入れるくらいの
しつこさが必要かもしれませんね。



つがね食堂   ママン

2014年12月23日火曜日

映画談義




日曜のゆるい晩ごはんにて。

「映画って、たった2時間足らずの時間の中で
コアの、たったひと言を伝えるために
時に莫大なお金と、人と、時間を費やす。
でも、たった2時間で別の世界に行けることもある。
それって、すごいことだと思う」(私)

「映画とテレビドラマの違いは、行間じゃないかな。
映画には行間がある気がする」(夫)

かみ合っているような…いないような…会話をしながら
日曜のゆるい晩酌は終わるのでした。



つがね食堂   ママン

2014年12月22日月曜日

ローズマリー・ポテト




じゃがいもと言えば、ひと昔前まで
男爵・メークインぐらいだったような気もしますが…
北杜市道の駅には、沢山の種類のじゃがいもがあります。
私の好きなキタアカリも、今やスタンダードです。

そんなキタアカリにも種類があり
ベニアカリというじゃがいもを買ってみました。
皮と実の間が、ほんのり紅色…って感じでした。

そんなベニアカリを使って
ローズマリー・ポテトを。

●ベニアカリを皮付きのままかためにゆで
●ざっくり適当な大きさに切る
●ストウブ(鍋)にオリーブオイルを多めにひき
●ローズマリーとベニアカリを入れてこんがりするまで焼く

以上

ローズマリーとじゃがいものレシピはよく見かけ
いつか作ってみたいと思っていました。

今回の味付けは塩だけでしたが
香りよく、ホクホク美味しかったです。
ニンニクなんかも一緒に焼くと
また一段と美味しくなりそうですね。



つがね食堂   ママン  





2014年12月21日日曜日

お料理メモ

繰り返される「人参のクミン煮」


豆乳ラテ飲んだことある?
私な、作るのめっちゃ上手いねん。

と、神戸の友人Yちん。

何でも彼女は、来る日も来る日も豆乳ラテを作り続け
なので、ちょっとした手加減で
“あっ。今日はちょっとあかんな”とか
“おっしゃ!今日は上出来や~”
など、飲む前に分るらしい。

彼女のように、同じものを作り続けること。
それは料理の真髄ではないかと。

脳裏にメモをしておきました。



つがね食堂   ママン

2014年12月20日土曜日

りんご酒パウンド



りんご酒に使ったりんごは全てケーキに変身。

という訳で、ブランデーにどっぷり浸かった
津金りんごはスタンダードなパウンドケーキに。

●津金ブランデーりんごをザクザク適当な大きさに切り
●砂糖50g加え煮る
●バター100gに砂糖50gを入れ白っぽくなるまでかき混ぜ
●卵2個を入れさらにかき混ぜ
●冷ました津金りんごを入れ最後のひと混ぜをしたら
●薄力粉120g・ベーキングパウダー小さじ1/2をふるい入れ
●切るように全体を混ぜ合わせ
●180℃で10分⇒170℃で30分焼く

以上

職場に持って行ったところ
“甘さ控えめ、しっとり美味しい”
との感想。

めでたし、めでたし。



つがね食堂   ママン


2014年12月19日金曜日

good morning




夫は私より、30分早く起きます。

「おはよう。雪止んだ?」
「おはよう。(夕べ)雪降ってないよ」

そんなかみ合わない会話から一日が始まります。



つがね食堂   ママン

2014年12月18日木曜日

つがねリース



広島のお花屋さんの友人Y子さん。
つがね食堂デザイナーY子さん。
Y子さんから思いのがけない贈りもの。

ブルーアイスの香りを楽しんでもらおうと思って
丸くしてみたのだけど
送り出す直前に何かつけたくなって
サンキライの赤い実をつけたら
トマトみたいだなと思って
そしたら、右肩あがりのブルーのリボンも…

つがね食堂リース誕生のとき。

小包の箱をあけたときの
ふわっといい香り。
ふわっとだけど、しっかり存在する香り。
ブルーアイスという香り。



つがね食堂   ママン


2014年12月17日水曜日

カフェめぐり


カフェ犬




お勉強のため、都内・山梨のカフェにおじゃまします。

冬のある日の北杜市穴山にて。
中途半端な時間におじゃましたカフェにて。
冬の枯れた景色の中
しみじみ美味しい食事をいただきながら
流れてくる、往年のロッド・ステュアートの歌声を聴いていると
どこか遠い外国にいるような気がしてきました。

都内のカフェと山梨のカフェの
一番大きな違いは
見える景色かもしれません。
窓から見える景色は、カフェの30%ぐらいに
影響しているような気がします。
いや、もっとかもしれません。

いつかグッと来る景色の中で
つがね食堂を開店できますように。



つがね食堂   ママン




 

2014年12月16日火曜日

冬津金

 
早いものでもう12月。
すっかり津金も冬景色となりました。
冷え込みも一段と厳しくなって、
畑に出ると、朝晩は
足の裏がかじかむ程です。




そういえばクリスマスももうすぐですね。



つがね食堂 ホール係

2014年12月15日月曜日

ロング・グッバイ



ということで、3年のあいだ
青色吐息で頑張ってくれた、軽トラおじいやん。
ついにお別れの時が来ました。

走った距離は18万キロ。
黒い排気ガスを吐き出し
走行中勝手にドアが開いたり
窓ガラスが閉まらなくなったり。

もう、本当に、心底お疲れさまでした。

Thank you so much



つがね食堂   ママン

2014年12月13日土曜日

りんご酢サラダ


津金りんご酢を使った、超簡単サラダ。

●紫キャベツをスライサーでスライスし
●塩をして水分を出し
●それを軽く水洗いし、しっかり絞ったら
●干しぶどう適量・津金りんご酢を適量混ぜ合わせる

以上

これは果たしてレシピと言っていいのだろうか…
自家製津金りんご酢さえも超簡単だったのだ…

しかし、簡単紫サラダは、爽やかで美味しいですよ。
北杜市産紫キャベツと津金りんご酢は
相性バッチリです。
サラダが残った翌日には
ここにマヨネーズを少しばかり。
なんちゃってコールスローなサラダもまた美味しいのです。



つがね食堂   ママン

2014年12月12日金曜日

2014年12月11日木曜日

津金りんご酒ヌーボー



ボジョレーヌーボーは
なんだか縁起物のような気がして
やっぱり年に一度は飲んでしまいます。

さて。
あれから3ヶ月…
津金りんご酒完成しました。

ホワイトリカーのりんご酒は
ほんのりピンク色で爽やかな美味しさです。
けっこう、グビグビいけそうな軽やかさです。

ブランデーシナモンりんご酒は
パンチのある、クセのある、手ごわい美味しさです。
ちびちびタイプです。
私は好きなタイプです。

ここからまた、このヌーボーがどんな風に変化して
行くのでしょうか。
その味の変化を見ていくのも、ちょっとした楽しみです。



つがね食堂   ママン

2014年12月10日水曜日

野菜に思うこと

人参のクミン煮は美味しい!

つがね食堂の献立を考える毎日の中で。
毎日毎日同じことを考えていると
少し分りかけてくることもあるようです。

例えば、人参。

津金ファームで人参の旬がやって来たとしましょう。
旬の野菜は、 勢いと、安定と、円熟が
それはすごいと思うのです。
ですから、人参を、クミンとローリエを入れて煮てみましょう。
今度は、蒸して塩だけつけて食べてみましょう。
お次は、全く同じ料理方法で、色と味が微妙に違う
人参3種を料理し、味比べをしてみましょう。

というアンバイに、料理方法が先ではなく、野菜が先。
料理を先に考えてから材料をそろえるのではなく
その時々の野菜が先頭で
それを見て料理方法を考えて行く。

野菜の勢いを最大限感じて貰えるような
そんな献立のある食堂。
そんな食堂にしたいですね。

つがね食堂のありかたが、少し分って来ましたよ。



つがね食堂   ママン  


2014年12月9日火曜日

F1

パプリカのタネ


タネにも、その成り立ちによる種類があることを
つい最近知りました。
おそらく農場長(夫)は私の耳元で何度となく
ささやいていたのでしょうが
全くもって届いていませんでした。
よくあることです。

日本の農産物のほとんどはF1というタネの種類だそうです。
F1というのは、簡単に言うと
次の世代に子孫(種)を残さないように
ひとの手に育てやすいように
ひとの手によって改良された タネのことらしいです。

知りませんでした…

津金ファームでは「たねの森」などで
F1ではなく、子孫をつないでいけるタネを買い
育てています。
しかし、今年は訳あってフルティカという
トマトをF1のタネで育ててみました。

自家採種したボニータ(トマト)に比べ
なんとも手がかからず、超優等生でした。
それに引きかえ、自家採種のボニータのなんと手のかかることか…
超劣等生です。

でも…なんというか
やっぱりボニータは愛しいのです。
どんなにわがままでも、手がかかってもやっぱり可愛い。

津金ファームでは、これからも手のやける
ボニータを作り続けて行きます。
そして、まだ見ぬつがね食堂では 
手のかかるボニータにしっかり手をかけて
美味しい定食を作って行きます。

待ってて下さいね。



つがね食堂   ママン

2014年12月8日月曜日

パプリカ自家採種

種とりパプリカ

パプリカの種は高いよ~
ちーとばかりで、400円ずら。
と、スーパーIさん。

今年最後の実をつけていたスーパーIさんの
パプリカを眺めていると
ポコポコと最後のふたつばかしもいでくれ
「色がうまいこと付かなんだが…」
と、言いながらくれました。
「それで種とるといいよ」と、Iさん。

パプリカの種って高いんだ。
来年パプリカ植えたかったのにな…
へ~高いんだ…
という、私の心のヨコシマな声が聞こえたのか。

トマトの種をとるのは、ズルズルして非常に難儀ですが
(難儀な仕事は農場長の仕事です)
パプリカの種は、ポロポロと簡単にとれます。

トマトの種同様、とても小さく薄いので
くしゃみなぞして吹き飛ばさぬよう
細心の注意が必要です。



つがね食堂   ママン


2014年12月7日日曜日

ブラムリー


ブラムリー


先日、都内某所にて「豚肉のブラムリーソース」
なるものを食べてみました。

ブラムリーとは、イギリス生まれの料理用リンゴだそうです。
豚肉を焼いたものに、リンゴソースをかけただけなのに
爽やかでとても美味しかったです。

リンゴと豚肉は、相性いいよな~と常々思う
大好きなとりあわせですが、ブラムリーは日本のリンゴとは
ひと味違う味わいでした。
酸味と爽やかさが、どうやらヒントな気がします。

津金リンゴで「これぞ!」と思える料理を作りたいですね。
なんだか、できそうな気がしますよ。



つがね食堂   ママン

2014年12月6日土曜日

バター不足

バター不使用、津金林檎ケーキ

りんご酒に使ったりんごでパウンドケーキを作ろうと
バターを買いに行ったところ見つからず…
あれ?これって以前にも体験したような…と
デジャブを感じていると
やはり、世の中はバター不足でした。

ラジオを聞いていると、その理由についての説明がありました。
その時は、フンフンと理解できたに思えたのですが…
残念ながら、ここに説明できるほどには理解できていませんでした。
酪農業界の仕組みは、いろいろ難しいらしいです。

そして、農業界と同じく、酪農界も後継者不足だそうです。
農業では食っていけないように、酪農でも食っていくのは難しいと。
なんだかな…と思います。
一生懸命働いても食っていけない世の中に
すごい矛盾を感じますが、嘆いてばかりもいられません。

津金ファームはミニマムに経営していきたいですが
ミニマムすぎて、まだ食っていけていません。
ミニマムでも食っていける、ミニマムシステムを構築していかねばならんのです。
いつか食っていければ…というほど
呑気にかまえていられなくなったので
ピッチを上げて知恵をしぼっていきましょう。

呑気にケーキを焼こうとしていたら
意外な展開になってしまいました。



つがね食堂   ママン

2014年12月5日金曜日

トマト・リッツ



リッツというのは商品名でしょうから
リッツ風ということで。
トマトの素を使って、 クラッカー第二弾!

●マーガリン30gに、グラニュー糖15g
トマトの素大さじ1を加え混ぜ
●薄力粉90g・ベーキングパウダー小さじ1/2をふるい入れ
●混ぜかためた後、冷蔵庫で30分ねかせ
●うすくのばし型で抜き
●180℃で20分焼く

以上

今回もやはり
「えっ?トマト入ってる?」
という意見多数につき、今後はレシピ要検討。
しかし、なかなか美味しいのですよ。



つがね食堂   ママン


2014年12月4日木曜日

チャールズ・ブコウスキー



秋の読書週間、ブコウスキーも借りてみました。

これまた数年前、確か映画から出会った小説家。
ブコウスキー役をマット・ディロン(俳優)がやるとかで
どんなもんかな??と思い観た記憶があります。

果たして…

映画は今ひとつでした。
しかし、レイトショーで観たブコウスキー本人の
ドキュメンタリーは面白かったです。
キョーレツな愛すべきオヤジでした。

ブコウスキーの小説は…と言えば
ある方向に突き抜けたような…
というのが、私の印象です。

最近創刊された「つるとはな」という雑誌に
火野正平(俳優)が出ていて
俳優業で迷いが出た時に、大好きなブコウスキーを
読み直してみた。
そうしたら「考えるな、反応しろ」
っていう一文があって
あっ、これでいいんだって思ったと。

そうです。
ブコウスキーの効能は
そこらあたりにあるのかもしれませんね。



つがね食堂   ママン

2014年12月3日水曜日

読書週間



秋の読書週間に
久しぶりに読み返してみようと
レイモンド・カーバー(アメリカ人作家)を
図書館で借りてみました。

村上春樹作品は、とんと読まないのですが
村上春樹の訳した本は好きです。
読みます。

数年前どっぷりハマり
レイモンド・チャンドラー
フィッツジェラルド
レイモンド・カーバー
読み倒しました。
おもしろかったです。

数年前読み 、心打たれた一冊。
「ささやかだけれど、役に立つこと」
(レイモンド・カーバー著)

交通事故でわが子を失った両親が
訳あって、パン職人の作ったパンを
夜更けのパン屋で食べるお話。

「ちゃんと食べて、頑張って生きていかなきゃならんのだから。
こんな時には、ものを食べることです。
それはささやかなことですが
助けになります。
何かを食べるって、いいことなんです。」
パン職人のセリフ。

最初に読んだとき、その言葉に涙があふれました。
そしてこうして数年後に読んだ今も
私にとっては、やはり胸が熱くなる言葉でした。



つがね食堂   ママン


2014年12月2日火曜日

焼きヤーコン



ヤーコン原型

野菜なんでも研究家の、スーパーIさんから
ヤーコンをいただきました。
とりあえず焼いてみるか!と。

●ヤーコンを厚めにスライスし
●水につけあく抜きした後
●水切りしたヤーコンにオリーブオイルをまわしかけ
●軽く塩をしてグリルで焼き色がつくまで焼く


     
ヤーコン加工

ヤーコンはあくが強く、時間がたつと変色するため
熱いうちにサクッといただきます。
シンプルに塩味を楽しんだ後は
ハーブやスパイスをふりかけて食べてみました。
どんな種類のスパイスもハーブも相性良い気がしますが
ドライバジルをふりかけて食べると美味でした。

焼いて食べる時は、その厚みも大事かと。
1センチ弱。8ミリくらいか。
そのくらいの厚みが、一番丁度良いシャッキリ感に思いました。
しかし、甘いですねヤーコンは。
しびれる自然の甘さです。



つがね食堂   ママン

2014年12月1日月曜日

明野スイートポテト・ケーキ



ひまわりで有名な北杜市明野は
さつまいもでも有名です。
明野のさつまいもは、甘くて美味しいと
地元の女の人たちも囁き合っていました。

こぶりなさつまいもは料理しやすく
使い勝手も良しです。

で、ここはひとつ、ケーキでも作ってみるかと

●明野さつまいも300gの皮をむき蒸し
●砂糖100g・卵3個・生クリーム200cc・薄力粉大さじ4・バター50g
を、蒸しさつまいもと一緒にミキサーにかけ
●170℃45分、オーブンで焼く

以上

素朴なおいもケーキができました。
スイートポテトとさつまいもケーキの中間な感じです。
派手ではないけど、しみじみした美味しさ。
つがね食堂スイーツはこの路線で行きます。



つがね食堂   ママン