上津金夏の贈り物 |
2003年。木皿泉脚本ドラマ。
リアルタイムでは、チラッと見たのですが
舐めるように見るようになったのは、ここ3年です。
富士日記(武田百合子著)を夏に繰り返し読むように
「すいか」も夏に繰り返し見ます。
今年見て心に残ったこと。
女が泣くことに厳しく、そのことについては鬼のように怒る
大学教授(浅丘ルリ子)が、泣いている主人公(小林聡美)に
優しい言葉をかけ、そっとハンカチを渡す。
なぜか‥
「私は、本当に悲しくて泣いているひとには優しいの」
「泣くことで、なにかをごまかそうとしているひとには厳しいの」
と、言うよなセリフ。
これは何だろう‥っていう、湧いてきた気持ちを
すいかは、毎年私に説明してくれます。
すいかのもうひとつ好きなところは
みんなが集まってご飯を食べるシーンが多いところ。
ごはんって、こうあったらいいな~と思わせてくれます。
木皿泉はすごいな~
すごい脚本家だな~
本当は、すぐにもう一回見たいです。
でも、がまんです。来年の夏までがまんです。
するとまたひとつ発見があるハズなのです。
つがね食堂 ママン