2014年7月27日日曜日

富士日記・その1



もっとも尊敬する人間、武田百合子。
あんなにも本物な人間を、私のこれまでの
人生の中で知りません。
生意気を言いました。すみません。
大好きです、百合子さん。

百合子さんは、夏になると「黒い雨」(著:井伏鱒二)を
毎年読むとありましたが
私は夏になると毎年、富士日記(著:武田百合子)を
読みます。
なぜだか分かりませんが、夏になると始まります。

職場の永年勤続のご褒美に図書券を貰い
いそいそ「武田百合子全集」を買いに行ったところ
絶版となっていました。
チョーショック。

そんな私をかわいそうに思った夫から
誕生日プレゼントに富士日記の古本を貰いました。
これから一冊ずつ古本を集めて全集にしてくれるそうです。
うれしいな~なによりうれしいな~

百合子さんのことを好きな人は
世の中にゴマンといると思います。
私もそのゴマンのひとりです。
本当に、心から大好きです。



つがね食堂   ママン