古い友人Yちんが上京し、もう20年ぶりに
久しぶりに夜更けまで話し込む。
20年の月日は、それぞれにいろんな試練を
与えて来たけれど、聡明な彼女の場合
その試練をみごとに人間の深みのようなものに
変えていました。
聡明な玉に、深いしわが刻まれ、そのしわの溝に
深い深いおもいが刻まれ
玉は丸く、深い輝きで琥珀のような色に
光って見えるような…
空港まで彼女を見送り
3人の子供たちへのお土産を
「なんでもええねん~」と言いながらそれでも真剣に探す友人。
「わぁ~めっちゃ喜ぶで~」と言いながら
スヌーピーのはんこを買っている彼女を見ていると
なんてちゃんと年をとって来たんだ!
なんてちゃんと年をとって来たんだ!
ほんとうに素敵だぞ!
と、聡明な友人をほこりに思うのでした。
つがね食堂 ママン