2014年4月5日土曜日

フキの葉佃煮

春佃煮


ふきを料理するのも春気分のひとつ。
私にとっての春クライマックスは筍茹でなので
まぁ…春のプロローグのひとつであります。

ふきの茎は下茹でし、皮をむき、
おかかと一緒に佃煮が定番です。

そこでフキの葉。
以前、捨てるのがもったいなく適当に佃煮にしたところ、
アクがすごくて閉口しました。

フキの葉まで捨てることなく料理する
すてきな奥さんをねらった結果の惨敗。

やさいの神様は、スケベ心お見通しです。

で、今年は、清らかな気持ちでフキの葉に挑みました。

フキの葉を細切りにし茹でこぼした後
水にさらしながらもみもみ。

こんなにアク抜くと、フキの味がなくなるよ‥
本当に大丈夫かな‥

と、ちょっと心配になるくらいがベストだと思います。
何ごとも、少し控えめくらいが良いかもしれません。

大丈夫かな‥と思いつつ、抜け殻になったような
フキの葉を佃煮にします。

フライパンにごま油をひき、フキの葉を炒め
しょう油・酒・みりんなどの調味料を加え、煎り煮にします。

ここで‥
おだしを取ったあとの、かつお節と昆布の細切りを加えてみました。

これが、なかなかGoodでした。

捨ててしまうようなものでも、最後までムダにしませんわよ。

私のすてきな奥さんスケベ心を
どうやら今回はやさいの神様、見逃してくれました。



つがね食堂   ママン