南国生まれの亡き友の愛した植物。
闘病中の彼女の病室に入るや
ベットの中で考え抜かれた、つがね食堂開店計画を
朗々と私に説いて聞かせた友。
彼女が逝ってしばらく後
彼女が逝ってしばらく後
「あの子の好きだった月桃に花が咲きました。
誰かに知らせたくて…」
と、お母さんからメールと写真が届きました。
大きな葉っぱに、不釣合いな程に小さな可憐な花をつける
大きな葉っぱに、不釣合いな程に小さな可憐な花をつける
月桃。
果てしなくスケールが大きく、びっくりするくらい繊細だった
彼女のような植物。
南国では、月桃の葉に食べ物をくるんで
蒸すという。
なんと、最期の最期まで
つがね食堂に与えてくれた友。
つがね食堂毎年6月の献立は
月桃の蒸し料理です。
決定です。
つがね食堂 ママン