車窓魔都 |
仕事を終えた夕方、高速バスで山梨入り
するのが定番です。
連休前、込み合うバスの隣に座って来たのは
背の高い大きな男のひと。
一目した後、窓のそとの景色を見ていると
お隣さんがテキパキとテーブルの上になにやら
並べ始めている模様。
ジロジロ見る訳にはいかず…
しかし、気になってしかたない…
なにげをよそおって横目でチラリ。
たまげました。
テーブルの上にはふたつのタッパーがのっており
そのひとつをすごい勢いで食べており
その中身がなんと、お豆さんでした。
甘いお豆さんか、しょうゆ味のお豆さんか
そこまではジロジロできませんでした。
ドキドキしながら、車窓を見るふりをして
窓にうつるお隣さんの手元に見惚れていると
ふたつめのタッパーにとりかかる模様。
今度は、あま~い香りが。
この香り知ってる!なんだっけ、なんだっけ…
いちごちゃんでした。
タッパーにぎっしりのお豆さんと
タッパーにぎっしりのお豆さんと
ぎっしりのいちごちゃんを詰めて
夜バスに乗り込んできたお隣さん。
そんな見知らぬお隣さんと、中央フリーウェイを走り
一路山梨へと向かうのでした。
つがね食堂 ママン
一路山梨へと向かうのでした。
つがね食堂 ママン