2015年1月31日土曜日

本質



ひとの本質は、そうそう変わらない。
最近つくづく思うことです。

大学時代からの友C子もそのひとり。
若い頃から聡明で、勘がよく
自分をしっかりもっているけれど
それをひとに押し付けることはしない。

彼女のお父さんが亡くなった時
私には涙を見せることなく
淡々と、気丈にふるまっていたけれど
お父さんが溺愛していた犬が
後を追うように逝った時はじめて
「チロが死んだ…」と
電話口でせきを切ったように泣きました。
それがC子というひと。
あれから30年近く経った今も変わらない。

年をとると何かにつけ、われ先になりがちだけれど
彼女にはそれがない。
自分を犠牲にするでもなく、押しころすでもなく。
相手にそっとよりそう。

そんな友をみていると
「豊か」ということについて思いを馳せます。
彼女は私に、豊かに生きるということについての
ひとつの形をみせてくれます。

そんな友は今、糠漬け教室にいっていると
楽しそうに報告してくれます。



つがね食堂   ママン

2015年1月30日金曜日

我が良き友よ



50歳をじき前にして、古い友に会うことや
メールでやりとりすることが増えて来ています。
手紙がもちろん良いけれど、それでもメールのおかげで
遠くの古い友の存在をすぐ近くに感じることもできます。

子育てが一段落した友も、仕事にいそしむ友も
集えば昔のまんま。
ひとの本質は、そんなに変わるものではないことを
時を経てつくづく思います。

長い年月を重ねて来た友たちの存在は
私の宝です。



つがね食堂   ママン


2015年1月29日木曜日

不便と不自由



ナミビアに、もう長いこと暮らす友人は
「不便だけど、不自由じゃないよ」と
移住?当初言っていましたが
きっと今でもそうでしょう。

彼女はどこの国に暮らそうとも
自分の好きな場所をみつけ
自由に生きていけるのだと思います。

そんな彼女の今の暮らしがイギリスのTV
Channel5で放映されました。

「Ben Fogle New Lives In The Wild Namibia」
で、検索すると見ることができると思います。

ぜひぜひ、ご覧下さい。
そして、ぜひぜひナミビアの彼らの宿にお立ち寄り下さい。
不自由でない暮らしの意味を
きっと感じることができると思います。



つがね食堂   ママン

2015年1月28日水曜日

パンダ煮豆

虎に変身

覚えていますか?パンダ豆。
黒と白のパンダちゃんみたいな豆を
甘く煮るとあら不思議。

トラ豆に変身しました。



つがね食堂   ママン

2015年1月27日火曜日

再生塩レモン

復活のとき


レモン酒から取り出したレモンを
みじん切りと、いちょう切りにして
10%の塩を加え、塩レモンに再生。

じゃがいもとハムと一緒に蒸し煮にしたところ
なかなか美味しい復活料理となりました。



つがね食堂   ママン

2015年1月26日月曜日

瀬戸内シトラス

シトラス勢ぞろい

実家のある広島は、今やレモンで有名です。
今が季節と、レモンやみかんが12月に届き
さっそく、果実酒やシロップに変身。

レモンの入った果実酒はけっこう苦味が前に出て
それが美味しいのだと思うのですが
ちょっと心配になり、ひと月たった所で 
レモンを取り出し、酒だけを瓶詰めしました。

広島レモンチェッロ。
さてさて、これからどんな味に変化して行くのか。
楽しみです。



つがね食堂   ママン

2015年1月25日日曜日

キョフテ


普通のハンバーグ最高!
ではありますが、トルコのキョフテという
ひき肉料理もまた美味しいのです。

味付けしたひき肉の上に、炒めた野菜を広げ
ロールケーキみたいにくるくる巻いて焼き上げた
トルコのミートロフのようなひき肉料理、キョフテ。
ざくろとヨーグルトのソースをかけて食べましたが
美味しかった!
 
津金ファームの野菜をくるくる巻いて
メイド・イン・津金のキョフテ。
つがね食堂でも作ってみましょうかね。
 
 
 
つがね食堂   ママン
 

2015年1月24日土曜日

普通のハンバーグ



ごくごく普通のハンバーグを作ってみました。


●にんにく1カケ・玉葱1個をみじん切りにする
●フライパンにオリーブオイルをひき、にんにくを炒め
香りがたった所で玉葱を加え、アメ色になるまで炒め冷ます
●牛ひき肉200gに塩小さじ1/2・胡椒少々・卵1/2個入れよくこねる
●そこに冷ました玉葱とパン粉1/4カップを入れさらにこねる
●少し寝かせた後、丸く形を整える
●フライパンにオリーブオイルをひき、中火でこんがり焼く
●片面焼けた所でひっくり返し、トマトベース3/4カップ加える
●トマトベースが程よくハンバーグに馴染んだ所で出来上がり

以上で3個分。

ついついスパイスを入れたくなりましたが
塩・胡椒だけの普通のハンバーグは
シンプルでとっても美味しい。
冷めてもなかなか美味しくて
つがね食堂普通バーグ、ありってことで。



つがね食堂   ママン

2015年1月23日金曜日

トルコ紅茶



tea ceremony


トルコの紅茶ポットは
下にお湯、上に紅茶の二段重ねのポットで供されます。
なぜかというと、下のポットのお湯を注ぎ
各自の紅茶の濃さを好みに合わせるのだとか。

「私のおじいちゃんは、紅茶ほんのこれくらいが好きね」と。
先生のおじいちゃんは薄い紅茶がお好みだそう。

お国変われば、道具もいろいろ。
面白いですね。



つがね食堂   ママン



2015年1月22日木曜日

バケツパン

トルコのサクサクビスケット

今月もなんとか一回だけ予約が取れ
トルコ料理教室へ。

教室はほぼ一日がかりの長丁場で
ぐったり疲れますが収穫盛りだくさん。
実習中は、手を休める暇もなくてんてこ舞いですが
出来上がった料理を食べながらヨモヤマ話はつきません。

そこで、先生。
「日本人のひとから見たら変かもしれないけれどバケツは便利よ」と。
その日の実習でも、柄を取ったバケツで
トルコ風のコールスローサラダを作りましたが
確かにこぼれる事を気にせず、ザクザク作業ができます。
「私はね、この青いバケツでパンも作るよ!」と、先生。
バケツの中でこね、バケツにシャワーキャップをかぶせ発酵させる。
「洗い物も出ない、まわりも汚さないよ!」
お母さんがそうしていたよ!と満面笑みの先生。

先生は、百均やDIYが好きらしく
小さなキッチンには工夫が盛りだくさん。
形から入る私とは違い、最小限のモノと工夫で
手早く美味しいトルコ料理を作る先生は
これすなわち
「弘法筆を選ばず」か? と。

respect



つがね食堂   ママン






2015年1月21日水曜日

挑戦

喫茶店のシャッター(写真説明)


先日のこと。
ラジオから、桃井かおり(女優)の声が。
今は海外での映画の仕事が多いのだと。
日本ではもう「桃井かおり」はでき上がっているから的な
ことを話しており、確か、60歳過ぎていたよな…
それで、日本語以外の国で勝負するのか…
60歳過ぎて保っている美貌もさることながら
その挑戦力はすごいなと。
でき上がっているから、そこにあぐらをかくこともできるし
そこにあぐらをかいて、いい訳することだってできるのに。

年を重ねることは、良いこともあるけれど
やっぱり難しくなることも多く
いい訳をするように、老人力がついた…などなど。
よどんだ湖の中に立ち、いい訳するのは簡単だけど
よせては返す浜辺に立ち、無言でいることは
やっぱり勇気のいることだと思う。
果たして、自分にできるだろうか。

抗うことなく、よどむことなく、それでも挑戦し続ける。
そんな風に、一年、また一年を重ねて行くことができたら
それはすごいことなんだろうな。
と、そんなことを思いました。



つがね食堂   ママン

2015年1月20日火曜日

やっぱり猫が好き



夫は猫好きです。

昔住んでいた家のお隣さんは
アメショに似た猫を飼っていました。
名前は「なな」ちゃん。
迷い猫で、名無しのゴンベだからだそうです。
うちでは「キャロライン」
略して「キャロ」と呼んでいました。
そんな雄猫です。

キャロはうちに来てくつろぐこともありました。
そんな時、本家の飼い主さんに内緒で
体重を量ったこともあります。
8キロのビック猫でした。

もうひとつ…
夫の夏の靴下のにおいをかがせたことがあります。
ハッと息をのんだキャロちゃんは動きが止まり
やがて肩を落として本家に帰って行きました。
これは内緒にしていましたが、もう時効ということで。

ごめんね、キャロちゃん。



つがね食堂   ママン

2015年1月19日月曜日

ぼっち席



ぼっち飲み

なんでも、大学の学食で
ご飯をひとりで食べても平気なように
座席や目線に配慮した
ひとりぼっち大丈夫席、というのがあるらしいです。

ほほ~
時代は変わったものです。
私が学生のころは、学食に行くとあけっぴろげな
大きなテーブルに、必ず誰かしら友人がいて
ぺちゃくちゃバカ話するのが楽しかったけれど
今はひとりでご飯を食べる学生も増えているとか。
だからひとりでご飯を食べても平気な席が必要だとか。
しかし、それも分らなくもないですね。
おばちゃんになった今でこそ
いつでもどこでも平気で飲み食いできますが
若いとそうはいかない。
恥らうという気持ちがあります。
おばちゃんだって昔はそうでした。

しかし。
つがね食堂には「ぼっち席」は必要ないですね。
ひとりでも、ふたりでも、大勢でも
それぞれが自由にいられる席。
そんな席を用意しておきましょうね。



つがね食堂   ママン


2015年1月18日日曜日

そこにあるという事。



震災が起こった3月金曜日。
仕事帰りに、夫の暮らす山梨に行くはず
だったのですが、行けるはずもなく。

翌、土曜日はゴーストタウンのように静まり返った東京で
ラジオから流れる地震情報と余震に少しずつおかしくなりながら
それでも翌週から慌しい仕事に追われ。
スーパーから物がなくなり、どこか殺気立った人の気配に
何だか神経がおかしくなりかけた時。
毎週土曜日朝に聴いていた、NHKFMウイークエンドサンシャインが
確か2週間という早い時期に、いつものように放送されました。
パーソナリティのピータ・バラカンの声を聴いた時
やっと、ホッとしたのを思い出します。

変わらずそこにあるという事の意味を
その時に思い知ったような気がします。



つがね食堂   ママン

2015年1月17日土曜日

スシアンルーレット

やつとあずさ

2015初津金してくれたJY夫妻と諏訪にドライブ。
キャッキャ言いながら愉しんだあと
ワンカップをもってあずさに乗り込み帰路へ。

あろうことか、スーパーでパック寿司を買っての乗車。
何だかハズカシイ…
でも、今さら引き返せないし…と。
考えたのは、パック寿司を4人でまわしながら
誰が何を食べるのか当てるルーレット。
アホみたいなこの食べ方が意外に盛り上がり
ワンカップ片手に大ハシャギで帰路に着きました。



つがね食堂   ママン
 
 
 

2015年1月16日金曜日

そこは雪国

ミルクのまち

今年初めてのお客様。
JY夫妻と、エブリィ号に乗って初ドライブ。

津金から少し走ると、長野に出ます。
少し車で走っただけなのに
里山風景の山梨とは景色が変わります。
野辺山辺りは、いきなり雪景色。
行ったことないけど…オレゴンのようです。



つがね食堂   ママン



2015年1月15日木曜日

エブリィ号

Hello!


軽トラおじいやんとロング・グッバイ。
その後にやって来たエブリィ君。
顔つきがロボットみたいです。

何が嬉しいって、雨の日のトマト出荷。
軽トラでの雨の日出荷はヒヤヒヤものでした。
そんな心配から、ひとまず開放されました。
ヤッホー!



つがね食堂   ママン
 

2015年1月14日水曜日

初津金



2015年。
初めての津金は、キンッときっかり冷えていました。

今年からはこの地で暮らすのだ。
キンッと襟を正しながらも
わくわくする気持ちが湧いてきます。



つがね食堂   ママン

2015年1月13日火曜日

Yの町のカフェ

おいしい朝ごはん


近所に、ご夫婦で営まれている
居心地のいいカフェがあります。
有名店ですが、いつうかがっても
変わらぬ心地よさがただよっています。

お二人の信念を感じつつも
ゆるく受け止めてくれるようなふところの深さ。
「ここは、十年先も二十年先も残っていくお店だね」
そう夫は言いました。

いつか、つがね食堂も
そんなふところをもち合わせた食堂になりたいです。



つがね食堂   ママン



2015年1月12日月曜日

街灯

須玉街灯

趣味はなんですか?
と、聞かれたら、迷ったあとで
「街灯?」
と答えます。

マニアではないのですが
気づくと外套を見ています。
凝ったものもあれば、そっけないものもあり。
見ていて本当に飽きません。

昼間はひっそり佇み気配を消し
夕暮れ時になるとひっそりあかりを灯し足元を照らしてくれる。
人目につかないようで、案外自己主張のある街灯。
なぜか必ず、一本の柱に二個のあかり。

今度生まれ変わったら
街灯デザイナーになりたいです。



つがね食堂   ママン
 













2015年1月11日日曜日

ごあいさつ



もう松の内も明けてしまいましたが、
ホール係より
改めて新年のご挨拶を。




2015年が皆様にとって
素敵な一年になりますように。


つがね食堂 ホール係

2015年1月10日土曜日

お年賀

シトラスお年賀



東京暮らしの拠点、Yの町では
都会ですが、ご近所づき合いもまだ残っています。

とりわけ、お向かいのI谷さんとは
あれやこれや話します。

そんなI谷さんが新年
かわいいシトラスお年賀をもって来てくれました。
 こういう気持ちは、とっても嬉しいものです。

そんなYの町を出て行くのもあと少し。
「お別れ会やりましょうね」と、I谷さん。

去年の、何だかお月様がすごいことになる日。
路地裏でI谷さんと一緒に夜空を見上げました。
でも、どんなすごいことになるのか
実はよく知らなかったふたりは
しばらく夜空を見上げたのち
「帰りましょうか…」と
すごすごと、それぞれの部屋に戻って行きました。

Yの町には、まだまだあたたかいものが沢山
残っている気がします。



つがね食堂   ママン


2015年1月9日金曜日

シュガーマン



お正月は、娯楽のひとつとビデオを借りました。
夫と私の選ぶビデオは微妙に違います。

「ピーター・バラカンのイチオシらしよ」
と、夫が選んだシュガーマン。

70年代のアメリカでデビューするも
全く売れなかったミュージシャン、ロドリゲス。
本国アメリカで失敗し、ミュージシャンを廃業していたが
本人のあずかり知らぬ南アフリカで実は大ヒット。
数奇なミュージシャンの今を解く物語。

何だか、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブを
(1999年:ヴィム・ヴェンダース監督)
思い起こすも、でも…何だか…
似て非なるもの…のようなシュガーマン。

ビデオを見終わってからの晩酌肴話は
哲学と音楽について。

ロドリゲスは、音楽のひとではなく、哲学のひとではないだろうか。
ブエナ・ビスタは哲学のひとたちではなく、音楽のひとたちではなかろうか。
などなど、勝手な持論を展開できる
視聴後の晩酌肴話は極楽、極楽。



つがね食堂   ママン

2015年1月8日木曜日

津金干しりんご

これが

大好きなエゾアムプリンのブログを読んでいると
干しりんごのシュトーレンについてありました。

野菜は好んで干していましたが
そうか…フルーツという手があったか…と。
速攻、津金りんごを干してみました。

1センチ弱くらいの輪切りにし
真ん中の芯は王冠でくり抜き
干すこと2週間。

こうなり

そのまま食べても美味しいですが
お酒に浸けても美味しいと。

こうなった


という訳でブランデーに浸け込んでみました。
さてさて、何を作りましょうかね。



つがね食堂   ママン

2015年1月7日水曜日

メイソンジャー




先日、ラジオを聞いていると
今、メイソンジャーでサラダを作るのが流行っていると。

アメリカ製のボール・メイソンという
保存瓶に野菜を層に重ね
ドレッシングをかけて
シェイクするサラダだそうです。

メイソンジャー。
数年前に、JY夫妻のYさんから
「こうして口を変えて珈琲を飲むといいのです」
と、オシャレなメイソンジャーをもらいました。
若い友人がいると、いろんなことを教えてもらえます。
本当にありがたい。

以来、メイソンジャーはいいなと思い、何個か買いました。
この手の保存瓶はいろいろありますが
確かに、メイソンジャーはかわいいですね。



つがね食堂   ママン

2015年1月6日火曜日

グラン・トリノ


クリント・イースト・ウッドと言えば
私の中ではダーティハリーで
おじいちゃんになったクリント・イースト・ウッドを
初めて観ました。

グラン・トリノは、クリント・イースト・ウッドが
監督・主演している映画で
頑固じじいが、隣に住むアジア人家族と
分かち合っていくストーリー。

何がって、クリント・イースト・ウッドがかっこ良かったです。
無駄なものが全てそがれたようなその佇まいが。
なんとも素敵でした。

もうひとつ、アメ車について。
バカでかく、燃費の悪い、お金のかかる車。
それが私のザックりしたアメ車のイメージでした。
どちらかというと、ネガティブイメージ。

でも、この映画を観て、少し考えが変わりました。
バカでかいアメ車には、それぞれに物語があったり
思い出があったり。

何だか本物のアメ車を見に、アメリカに行ってみたくなりました。
ついでに、西部劇なんかも観たくなりました。



つがね食堂   ママン

2015年1月5日月曜日

おおらかレシピ

Iさんのとうがらし

アメリカ南部料理に興味を持ち
ネットを見ていた時のこと。
あるブログで美味しそうな料理と
レシピが掲載されていましたが
無断使用禁止。お店で使用する時は連絡を!
とあり、何だか不思議な気持ちになりました。

それこそ20年以上前
5人くらいで、同じレシピのチーズケーキを作ったことが
ありましたが、見事にバラバラな出来栄え。
同じレシピのはずなのに…

レシピはあってないようなもの…
とは思いませんが
素材や手加減、火加減、匙加減
解釈の仕方しだいで
いく通りにも自由自在になる気がします。

アメリカ南部料理の本を出版されている
アンダーソン夏代さんは、ネット上でも
これでもか!と、手順を詳しく書いてくれています。
それも、きれいな写真つきで。
おおらかだな~と思います。
それには裏づけされる技術も感じます。
夏代さんの、その姿勢というか、大きくいうと
その生き方みたいな大きさを
いいな~と思います。

高田渡(シンガー)という人が
一度世に出てしまった歌は、自分のものであって
自分のものではなくなる。
みたいなことを言っていた記憶がありますが
何だか、料理にも同じことが言えそうな気がします。



つがね食堂   ママン


2015年1月4日日曜日

蕎麦屋酒



上京して初めて、蕎麦屋酒なる
大人の飲み方を知りました。
昼下がりの蕎麦屋酒のなんと楽しいことか。

そして、ここ十数年の大晦日蕎麦屋詣で。
銭湯につかり、除夜の鐘を聞くまでの大人時間。

毎年、大晦日にしか行かないHの町の蕎麦屋さん。

「今年も忘れずに来てくれましたね」
と、おかみさんに迎えられる。

いつだったか、この蕎麦屋さんに帽子を置き忘れた夫。
 一年後の大晦日にお邪魔した時に
「良かった!」
と、ビニール袋に入った帽子を手渡してくれたおかみさん。
ヨレヨレの帽子を大事に袋に入れて
一年も保管していてくれたなんて…

粋で情があり、そんな東京の蕎麦屋文化。
Love



つがね食堂   ママン








2015年1月3日土曜日

お年玉

お年玉

年の瀬に、毎年会って楽しい時間を過ごすTファミリー。

しっかり愛され、しっかり大切にされ
ちいさなNちゃんは、毎年メキメキと
健やかなる成長を遂げています。

そんなNちゃんから…
こんなかわいいお年玉をもらいました。
おばちゃん…
もう、なみだ。



つがね食堂   ママン


2015年1月2日金曜日

銭湯



愛してやまない文化のひとつ銭湯。
温泉も魅力ですが、日々の風呂、銭湯超魅力。

私が5年前、東京の人気下町観光スポット
Yの町に越してきた時は、徒歩50歩圏の銭湯をはじめ
銭湯がまだまだありました。
そして、悲しいことにたった数年で
またたくまに銭湯の灯し火は消えてしまいました。

年末恒例行事のひとつ、大晦日銭湯。
かつて東京我が家からは遠いとされていた徒歩5分の銭湯。
そこが去年からの大晦日銭湯。

仕事を終え、おせちを作り
 ほっと銭湯にひとつかり。

若い娘さんが、となりのおばあちゃんに背中をごしごし洗ってもらう。
紅白歌合戦の予想話。
ご近所ネタ。
などなど。
銭湯は、裸の社交場です。

嗚呼…
愛すべき裸の社交場銭湯。
永遠なれ。



つがね食堂   ママン



   



2015年1月1日木曜日

ひつじのとし

ひつじ初詣

明けて一年、ひつじのとしとなりました。
どうぞ、このとしが穏やかな一年となりますように。
大切なひとたちの幸福なとしとなりますように。

願わくば、つがね食堂元年のとしとなりますように

いのりを込めた
ひつじをめぐる冒険の一年がはじまりました。



つがね食堂   ママン