基地Cafe パート2 |
カウリスマキづいている。
昔見た「過去のない男」をまた見た。
暴漢に襲われ、記憶を失った男が
新しい生き方をする話。
案の定、若いころに見た印象とは違った。
今の方が断然面白く感じる。
犬が出てくる。
すごくいい演技をする。
しゃべれない のに、芝居をしているかのような犬。演技派。
スープが出てくる。
美味しそうなのか、不味そうなのかわからない
ようなスープ。
フィンランドの料理を、イタリア首相が酷評した
というが、果たして本当に不味いのか。
一度、フィンランドで食べてみたい。
多分、しみじみ美味しいような気がするのだけど。
シンプルに感じるカウリスマキの映画。
あらためて思うのは、最初からツルンと何もないシンプルでなく
結果そうなったシンプル。
結果そうなったシンプル。
通る道をしっかり通り、ごたごたグズグズ言わず
シンプルに集約された。
そういうのを、いいなと思うのです。
つがね食堂 ママン