瀬戸の島にある家のほど近くにねむる父親の
墓の前で手を合わせる。
そうか、もう13年になるんだね。
あの世のずいぶん遠いところで暮らしてるんだろうね。
段々畑から海を眺めながら
そんなことを思いながら。
ふと、振りかえると
ふと、振りかえると
カラスに取られる前にと墓前にて
お供え団子をほおばる、老いた私の母とその息子。
石垣にすわり、足をぷらぷらさせながら
お日様の下、美味しいね~とか言いながら
団子を食べている親子を見ていると
人生ってこんな感じでいいのかもな~
人生ってこんな感じでいいのかもな~
と、思うのでした。
つがね食堂 ママン
つがね食堂 ママン