2017年2月26日日曜日

涙について。。



もう少しで3年になる、亡くなった友人の闘病中。
絶対に、彼女の前では泣くまいと、
どんな事があっても本人の前では泣くまいと。
ベットの上から笑わせてくれる友と
何だか別れを惜しむように
楽しく過ごしていた日の終わりに。

その日に限ってトラブル続きの職場で、
面会時間ギリギリで滑り込んだ病室で、
いつもだと、忙しいなら今日は来なくていいよという友が、
私を待ち受けて
あらたまってエンディングノートを私に見せながら
落ち着いて説明を始める。
ふむふむと事務的に聞きながら、
意思とはウラハラに流れる涙。

うそ泣き…は中々難しいけれど、
泣いてないのに流れる涙を止めることができない。
涙は、ずっと深い、意思や気持ちや
そんなものよりももっと違う
神経みたいなものなのだろうか…
その時は、そんな風にも思いました。 



つがね食堂   ママン