2020年8月3日月曜日

無念の朝


ある日の朝。

目は覚めたのですが
目をあけるのはまだ早く、
布団の上で目を閉じたままノビをしたら、
カマキリのようなポーズになったので、
これはぜひ見て欲しい!と閃き、
私に背を向けてい横たわるファームさんに
「見て!カマキリのポーズ!!」と、
呼びかけますが、無視。

執拗にカマキリのポーズを
見るよう促していると
観念したファームさんは、
目を開けカマキリを見た後
「想像した通りだった」と言い残し、
また背を向けます。

悔しい…
驚かなくてもいいけど、
ちょっとくらい笑うだろうと思っていただけに…
こんな事するんじゃなかった…
無念の気持ちで目をあけ、
すくっと立ち上がり
私の朝が始まりました。



つがね食堂   ママン

デブ卒業、その後。


デブを卒業したはずのファームさん(夫)。
ある朝、Tシャツ姿のファームさんを見て、
あれ…

思わず、
「おなかが…」(私)という私に
「大丈夫」(ファームさん)

何が大丈夫なのか計りかねる私に、
もう一度
「大丈夫」と言い
静かにほほ笑むファームさんでした。



つがね食堂   ママン